SNSで見つけた太陽光撤去業者に依頼する前に確認したい5つのポイント

SNSやInstagramで「太陽光パネル撤去、業界最安値」という広告を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

価格の安さに惹かれる気持ちは理解できます。ただ、前金や追加費用、工事後の不具合などでトラブルにつながることがあります。

SNSで見つけた安価な業者に太陽光撤去を依頼するとき、何を確認すればいいのか。5つの信頼性指標に絞って整理します。

安価な業者に依頼するときに起きやすい、3つのトラブル

太陽光撤去でSNSの安価な業者を使ったときに注意したいトラブルは、大きく3つです。

  • 前金を払ったあと、業者と連絡が取れなくなる
  • 必要な資格や作業体制を確認できず、撤去後に雨漏りや屋根の破損につながる
  • 安い見積もりのあとに足場代・処分費が加算され、総額が想定より増える

なかでも見落としやすいのが、「一式」とだけ書かれた見積もりです。

撤去費・運搬費・処分費が個別に書かれていない場合、後から費用が追加される可能性があります。契約前に内訳を確認しておきましょう。

SNSの安価な業者を依頼前に見極める、5つの確認指標

指標1. 法人として実在するか、法人情報を確認する

業者名を国税庁の法人番号公表サイトに入力すると、法人として登録されているかどうかを確認できます。

住所が曖昧だったり、代表者名がどこにも出てこなかったりする場合は、依頼を慎重に判断しましょう。

指標2. 関連する資格や産廃処理の許可を、書面で確認する

太陽光パネルの撤去では、作業内容によって電気工事士などの資格が関わることがあります。どの作業を誰が担当するのか、資格証や許可証の提示を契約前に確認しましょう。

資格証の提示を求めたときに説明が曖昧な業者は、慎重に判断してください。

また、撤去後のパネルは産業廃棄物として適切な処理が必要になる場合があります。収集運搬や処分をどの許可業者が担当するのか、許可証番号などが確認できる書面を出してもらいましょう。

処理ルートが不明なまま依頼すると、撤去後のトラブルが大きくなるおそれがあります。書面で説明できる業者かどうかを見てください。

指標3. 見積もりに3項目の費用が、それぞれ書かれているか

確認しやすい見積もりでは「撤去費」「運搬費」「処分費」の3つが個別に記載されています。

撤去費用は、屋根の状態、パネルの枚数、足場の有無、処分方法によって変わります。他社と比べて大幅に安く見える見積もりが出てきたときは、後から追加費用が発生しないか確認してください。

「なぜこの価格なのか」を書面で説明できない業者は、注意して確認したいサインです。

指標4. 工事保険の加入証明を、書面で出してもらう

太陽光撤去は屋根に直接手を加える工事です。撤去後に雨漏りなどが起きた場合、保険の有無や補償範囲で揉めることがあります。

「保険には入っています」という口頭の確認だけでは不十分です。保険証券や加入証明書を書面で提示してもらい、補償範囲も確認しましょう。

指標5. 太陽光撤去の施工実績を、数字で示せるか

過去の撤去件数や施工地域、同じ屋根形状での実績を具体的に説明できる業者かどうかは、判断材料になります。

一般的なリフォーム実績ではなく、太陽光パネルの撤去に絞った件数を確認することが大切です。太陽光発電協会(JPEA)など業界団体への加盟も参考情報の一つですが、加盟していれば完全に安心というわけではないため、他の指標と合わせて判断してください。

SNS口コミの高評価ばかりを見るときの注意点

SNSで口コミが高評価のみという業者には注意が必要です。良い評価だけで悪い口コミがまったく見つからない場合は、投稿内容やアカウントの実在性も確認しましょう。

信頼できる口コミには「見積もり説明が丁寧で、最終的に追加費用がなかった」といった具体的な内容が含まれているものです。

匿名アカウントによる抽象的な高評価は、参考にとどめておくのが賢明です。SNSでの人気と、実際の施工品質や対応の丁寧さは別に確認しましょう。

まとめ:SNSで見つけた太陽光撤去業者は、5つの指標で確認する

改めて5つの指標を振り返ると、法人の実在確認・関連資格と産廃処理の書面確認・見積もり3項目の個別明記・工事保険の加入証明取得・太陽光撤去に特化した施工実績の確認、この5点です。

「価格が安い=信頼できる業者」という判断だけでは、太陽光撤去では十分ではありません。

SNSの安価な広告ほど、5つの指標を一つひとつ確かめることが、トラブルを避けるための基本です。 複数の業者から見積もりを取り、内訳を比べてから契約を進めてください。